石川県無形文化財「能登上布」
昭和35年、石川県無形文化財になりました。能登上布は丹念に柄を合わせて織りあげる麻糸を用いた手織りの織物で細やかな絣模様が特徴です。今からおよそ二千年前に崇神天皇の皇女が中能登町能登部下に滞在した際この地に機織を教えたのが能登上布の始まりと伝えられています。
名勝「不動滝」
白山を開山した泰澄大師(たいちょうたいし)が約1300年前に開いたとされている、井田地区にある高さ約20㍍の滝です。古くから石動山の修験者の荒行の場として栄えました。本来は熊野滝と呼ばれていましたが、滝壺の横に不動尊がまつられていることから不動滝と呼ばれるようになったといわれています。
のと どぶろく
神社で醸造されるお神酒です。中能登町は古くからどぶろくと大変、縁の深い地域です。全国に約8万社ある神社の内、どぶろく製造の許可を受けている神社は約30社しかありません。そのうち3社(能登國二之宮 天日陰比咩神社、能登比咩神社、能登部神社)が中能登町にあります。中能登町は平成26年11月28日付けで内閣総理大臣から「どぶろく特区」の認定を受けました。
国史跡 石動山
前田家と能登の存亡をかけた信仰の霊山拠点。能登最大規模のブナ林をもつ天平の霊峰「石動山」は、約1300年前に泰澄大師(たいちょうたいし)により開山されました。最も栄えた中世には360余りの院坊、約3000人の衆徒がいたと伝えられています。山頂一帯は国の史跡に指定されており、数々の寺院跡が復元整備されています。
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