盛り上がったどぶろくジャズと爆笑漫才!
2023年11月26日㈰、天日陰比咩神社で開催された、どぶろくを飲んで酔いながらジャズと漫才を楽しむというちょっと風変わりなイベントが開催されました!
天日陰比咩神社の船木さんと中能登町長の宮下為幸さんのあいさつから始まり、「弥栄(いやさか)!」の乾杯でイベントはスタートしました。
BGMはジャズオンリーのDJセットで、名曲ジョンコルトレーン「Blue Train」やElla Fitzgeraldの「Let’s Call The Whole Thing Off」、Ronny Jordan「Cool And Funky」、通好みのCharles Mingus「Pithecanthropus Erectus」、そして大ヒット曲!!ルイアームストロングの「聖者が街にやってくる」を聞きながら、用意された料理とどぶろくを楽しみ徐々にムードアップ!
ジャズライブスタート!
金沢市出身の沼田さちえさんのジャズバンド「ジプシージャズ」がスタート。1950年代を思わせるジャズからポップな曲まで幅広く演奏され、会場は手拍子が起こるほどの盛り上がりに!
そしてラストの曲は関西お笑いでお馴染み「吉本新喜劇」のテーマソングをジャズ・アレンジで演奏してくれました!
沼田さちえさんはアルバムも販売しております。
●CD購入サイト ●Apple music ●Spotify
サックスのたいせいさんは金沢の若手トップクラスのアーティストと言われており、サックスの講師や能美市でジュニアジャズ団体も立ち上げ、運営して精力的に活動してる方です!
筆者がJAZZのDJしてる時、曲が流れた瞬間にアーティスト名と曲名をズバズバ当てるスゴイ方です。「この曲のトランペットってマイルス・デイヴィスだよね!」などなど・・・♩
ちなみに吉本新喜劇のテーマソング(ホンワカ パッパ ホンワカ パッパ ~)は1918年にLeo Woodによって作曲されました。吉本新喜劇で使われているのは、トロンボーン奏者Pee Wee Huntが演奏しているディキシーランドジャズ版です。
お待ちかね!漫才「にほんしゅ」さんがスタート!
吉本新喜劇のテーマ(ホンワカ パッパ ホンワカ パッパ ~)のジャズ演奏後、漫才「にほんしゅ」さんが入場!
「にほんしゅ」さんは主に酒のことについて取り上げる「酒漫才」が得意で、全国の酒にまつわるイベントにおいてネタを披露したり司会を務めています。初心者でもわかりやすいよう酒漫才の復習も込めた日本酒セミナーを精力的に開催。日本のみならず台湾、韓国にも活動の場を広げています!
関西流のしゃべくり漫才に日本酒ネタをたくみに入れるネタは会場を沸かせました!
漫才だけではなく、パソコンとプロジェクターを使い日本酒やどぶろくのルーツの解説を始め、クイズなどもあり飽きさせない30分となりました!
漫才師「にほんしゅ」さんのサイトやSNSをチェックしてみてください。とても面白いですよ!
筆者が驚いたのは「にほんしゅ」さんは世界最高峰のエレクトロニクス・ミュージシャン/DJ/ミニマルテクノの帝王「RICHIE HAWTIN(リッチーホウティン)」ともお会いされたそうです!すごい!!!!!!
マニアなら発狂するエピソードなんですが、わかりやすく解説しますね!
「リッチーホウティン」はイギリスの電子音楽のアーティストで、東京や大阪など日本にも何度もライブに来ています。実は日本酒が大好きで、日本酒造青年協議会公認の”酒サムライ”なのです。
彼はテクノ・ミュージックの周波数と日本酒の周波数は同じだと感じており、その日本酒に対する熱意は飲むだけでは飽き足らず、ついに自分が監修するセレクトブランド・ENTER.Sakeの日本酒を販売してしまったのです。
さらにロンドン、ベルリン、ミラノ、アムステルダム、ニューヨーク、マイアミ、日本で日本酒を紹介する「ENTER.Sake」主催のイベントを開催しています。世界トップクラスのアーティストだけに、影響力すごそうですね!
「にほんしゅ」さん、こんな著名な方と会われたなんてすごいですね!
https://www.entersake.com/sookuu-japan
https://mastered.jp/news/richiehawtin-entersake-japanedition/
この日は中能登町のどぶろく、にほんしゅさんの漫才師、沼田さんのジャズ、アートや音楽が一つの線でつながった非常に熱いイベントでした。
皆さま、お疲れさまでした!