江戸時代にあった58坊の院坊のうち,現存する唯一の建築物です。農家風の構えですが,各所に寺坊としての風格を残しています。江戸時代後期の建築で,県指定建造物とされています。絵様舟肘木(えようふなひじき)や化粧棰に,かつての寺坊の面影を偲ぶことができます。